遅れたお盆休みを頂いて、 瀬戸内海の7つの島と高松を会場に開催されています、
現代アートの祭典「
瀬戸内国際芸術祭2010」に行ってまいりました!
去年からずっと、しこたま楽しみにしていたイベントです♪
昨年のブログ記事「
これからもガッツリモッコリ頑張ります!」の後半で書きました直島も、7つの島のうちの1つで、あんなもんが其々の個性を出しまくって7つになるとは!
こりゃあてーへんだ!ってなもんです。
直島の他、豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島、プラス高松、の間をフェリーや高速船で移動して作品鑑賞するお船好きにはたまらない旅でございます。
まず初日一発目に向かいましたは犬島。
ここは、かつて銅の精錬所だった所をアートスポットとして2008年からオープンしていた所で、行きたいな〜と思いつつ指を咥えて悶々としていたのです…。
写真は犬島内の近代化産業遺産ゾーンにある施設跡です。
ここを舞台に短篇映画でも誰か作ってくれないかしらと思うくらい素敵でした。
アートプロジェクト「精錬所」では、私も含め行って初めて知った方も多かったみたいですが、ミッシー様こと三島由紀夫さんをモチーフにした作品もあり、リサーチ不足による驚きに感謝!
それにともないショップでは三島由紀夫さんのDVDもあり、めちゃ気になったりもしたのですが、初日一発目での自分お土産・散財を許していいものか迷ってしまい、諦めてしまいました。
今、その時よりさらに気になるハメになっています…。
その後、この日は豊島を少し周り、男木島の「浜上旅館」さんで宿泊しました。
素泊まりだったのにもかかわらず、とても良くして頂いて、なんとも落ち着くお宿です。
しかもこちらには挨拶をしに来てくれる猫さんが…可愛い!!
リュリュちゃんというそうなんですが、なんとも、ニャンとも美猫で興奮します!
まったりした翌日は、朝から男木島巡り。
ドリームカフェという所で、ご当地「めおんバーガー」が食べられます。580円也。
地元の方曰く、マクドナルドのバーガーが2つ食べられる値段(笑)だけどそのぶんの味とのこと。
そして女木島は桃太郎伝説の島!
鬼ヶ島大洞窟があり、島自体も興味津々ですが洞窟内に作品展示がされているのも魅力です。
港から鬼ヶ島大洞窟までの間は距離があり、往復バスが出ていたのですが、レンタサイクルを利用して自力でいくことも可能です。
面白そうなので6段階変速付のママチャリをレンタルし、向かったはいいのですが、山道に入るや否や、30代運動能力最下層女子には変速は無意味ということに気づかされました。
おそらく普通レベル体力のある方は大丈夫なのだと思いますが、変速で到底間に合わぬ角度の山道、気持ち的には75度ぐらいでございます!
むしろ私が鬼なのではと思うような、やさぐれたルックスになりつつ洞窟を満喫してきました。
洞窟内はヒンヤリしていて気持ち良かったですよ♪
女木島で何よりもはしゃいだのが、「ファスナーの船」が観れたこと。
見た目が明らかにファスナー形をした、この船が渡ることにより、海をファスナーで開いてるように見える作品です。
運行中止との情報を目にしていたので、ハナから諦めていた所にブウウウウンですよ。
ギャーーー!嬉しすぎます。
申し込めば乗船もできるようで、私が見たときも乗船されていた方が、照れくさそうに港に立つ人々に手を振っておられました。
いいなあ…。
ファスナーに感動したまま、直島のお宿へ。
最後の絶対的目的作品、「直島銭湯・I❤湯」(アイラブユ)の隣というLittle Plumさんに宿泊しました。
男女別のドミトリー形式、女性スタッフさんのカッコいい便利なお宿でした。宿泊棟の横はバー!
凄いです、「I❤湯」の大盛況っぷり凄かったです。
入湯人数制限があるのですが、えらいこと行列ができておりました。
グッズも大変魅力的なので、お土産にカラータオルをいっぱい買って帰るぞ♪と思っていましたのに、なんとカラータオル全て売り切れ!
せっかくなので、Tシャツとお風呂セットを買いました。素敵☆
こちらは、銭湯自体が作品なので、どこを切ってもの金太郎飴状態です。
もよおしてもいないのに、トイレ内もシッカリ鑑賞してまいりました。(お風呂にも入りますしね)
素敵なので、用は足しにくい気もしましたが。
カランや時計、お風呂椅子?まで、観る所盛りだくさんでした。
また島民の方のようなお風呂体験が出来そうな時期にも、あらためて行ってみたいと思います。
今回の旅は、2泊3日では全然足りないな〜という実感。
芸術祭の公式ガイドブックにも書いてあったことなのですが、本当にそうです。
まだ足を踏み入れてない島もあるし、少ししか過ごせなかった豊島もしっかり鑑賞したいので、終わってしまうまでにリベンジできたらいいな〜と妄想しています。
ちなみに芸術祭は10月31日まで開催。うーん果たして…?!